テスト前の大学生必見!「忙しい」「時間がない」は錯覚に過ぎない
こんにちは!今回はテスト前の方々へのアドバイスで時間に余裕を持つための方法などを紹介していこうかなと思います。沢山の学生が「忙しい」「時間がない」を口癖にすると思います。いつも時間ギリギリで行動して、ミスをする。結果、勉強もあまり捗らず、プライベートの時間もなくなる。誰もが一回は経験する悩みだと思います。しかし、時間がないのは錯覚に過ぎません。「忙しい」という口癖はやめるべきです。それでは、そう思ってしまう理由はどこにあるのか?まずは時間に関して抱きがちな勘違いを紹介します。
・何をするにも時間が足りないは嘘
あるデータによると現代人は、週に40時間を余らせています。しかし、皆時間に関して余裕をあまり感じれない。これは日本だけでなくアメリカでも同じ事態が起きています。有名な社会学者である、ジョン・ロビンソン博士は「アメリカ人はどのように時間を使っているのか?」を数十年記録し続けると興味深い傾向を発見しました。
・多くのアメリカ人は「自分は週に60〜64時間は働いているはず」と答えた
・実際に計測したら1週間の労働時間は平均44.2時間だった
ここでわかることは約20時間の誤差があること。多くのアメリカ人は「自分は他人よりも働いている」と思い込んでいる。しかし、実際はこんなにも時間を余らせているのです。言われてみれば、「時間がない」と思っているはずなのに緊急で入ってきた用事はなぜかこなせてしまったという経験は誰にでもあると思います。
・まずは「自分は思ったよりも忙しくない」事実を認めよう
このような人間の性質を利用した時間術として「細かい締め切りを設定する」というテクニックがあります。例えば、「この宿題は20分でやる」「13時までにここを復習する」などのようにあらかじめ小さなブロックで時間を区切る方法です。人は、焦りを感じると、一時的に集中力を高めることができます。例えば、もし今日は1日中勉強する日だと決めると、朝始めようとした時、始める前に1回だけYouTubeを見ようと思った。「午後も時間あるしもうちょい見ようかな」となり結局昼まで見てしまう。午後になって、いざ始めようとした時、友達から遊ぼうの連絡が来た。「夜も時間あるし遊ぼう」となり、夕方まで遊ぶ。最終的に夜になると「時間がない」と感じ、集中力も発揮できず1日何もできなかった。これは自分で小さく時間を区切っていなくて「焦り」を感じなかった結果です。これを防ぐためにもあらかじめ「この時間まではこれをする」と自分の中で時間を区切ってやりましょう。
・時間感覚を正すテクニック
・SNSを見る時間も事前に決めておく
ツイッターやインスタグラムを見るというどんなに短い作業でも時間を割り当てると脳に負担がかかりにくいです。当然の事ですが、毎日の作業には、短時間で終わるものと長時間で終わるものがあります。人間の脳は時間の感覚を切り替えるのが苦手なので、短期と長期の作業は同時に行えません。脳がパニクる前にたとえ、メールを見るだけといった細かな作業でも事前に時間を割り当てて、「その時間にしかチェックしない」と決めましょう。実際、「メールを確認するのは1日3回まで」と決めた被験者の方が作業中のストレスや緊張が減り、幸福度が上がる傾向が見られました。私たちは未読のメールやラインがあると思うだけで、脳がその事について考え始め、時間が足りないと感じるようになります。毎日のストレスを減らすためにも時間の割り当ては大事です。
・1時間を超えて仕事をしない
当然、脳はぶっ続けで仕事をするとパンクします。研究によれば、休まず作業をすると生産性は3分の1まで下がるそうです。しかし、最低でも15分の休憩さえ取れば脳はまた1時間集中できることが分かっています。どれだけ追い込まれていても、休憩を挟むことは忘れないでください。
・キリよく作業を終わらせない
先ほど時間を区切らながら作業をするといいましたが、30分勉強してタイマーが鳴ったけどキリが悪いからちょっと延長なんて事はご法度です。あえてキリが悪いところで終わらす事で休憩中も早くあの作業をしなくちゃと焦らし効果が出てきます。。キリよく終わらせるとそこで満足し、休憩を長く取ってしまいがちになります。あえて、自分を焦らすことにより、また再開した時も十分な集中力が発揮できます。
・休憩の取り方
皆さんは休憩をどのように取っていますか?多分、スマホを見る、ラインを返す、ツイッターやインスタグラムを見る人がほとんどだと思います。それは何も休憩になりません。人が脳に伝達する情報のうちの80%は目から入る情報なので、勉強再開で集中して取り組みたいなら圧倒的に目を休ませることが先決です。5分間目を閉じるだけでも脳のリカバリーには大変良いことが分かっています。かといって20分以上寝ると脳がオフ状態になるので、横になって寝るよりは座ったまま5分間目を閉じて目を休ませましょう。
グリーンエクササイズ
自然の中で体を動かす事で、ストレス解消、不安や焦りの低下、健康の改善といった驚くべきほど様々な効果が証明されています。自然の中で15分〜30分ぼーっとしてるだけでも気分が大きく改善するので、勉強で疲れたら近くの公園でリラックスしてください。ちなみにグリーンエクササイズの効果を最大限に発揮するポイントとして、①最低30分②自然の量が多ければ多いほど良い③軽く息が上がるくらいの運動を入れる④仲間を見つけるとさらに効果がアップする、があります。ぜひ一度やってみてください。
・呼吸を意識してみよう
呼吸法を変えるだけでも「時間が足りない感覚」を和らげることが分かっています。パワーブリージング、「息を吸った長さの倍の時間で吐く」という呼吸法があります。例えば、4秒で息を吸ったら8秒で吐くなど。これだけで、私たちの体が、息を吸う時には血圧が上がって緊張状態になり、逆に息を吐くときには血圧が下がってリラックス状態になる仕組みになっているため、自然にリラックス状態の方が優位に切り替わるのです。また、人間の体はゆっくり呼吸してる時は緊張できない仕組みでもあるため、呼吸を気をつけるだけでもリラックスした状態で集中できます。さらに、マクゴニガルの調査によれば「パワーブリージング」を実践するとすぐに不安が大きく減り、中には偏頭痛が治った人もいたそうです。
以上です!色々な種類のテクニックを紹介したので1つでも実践するだけで集中して勉強に取り組めると思います!テスト頑張りましょう!
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