小さな習慣から始めるワケとは⁇
おはようございます!前回で7つの勉強方法を紹介し終えました。役に立っていただければ幸いです。これからもこのような情報を発信していきます!さて、今回は「小さな習慣から始めるワケとは」というタイトルですが、皆さんも明日から5時30分起きでランニングの習慣をつけようなど決断して三日坊主で終わったみたいなことはありませんか⁇これは実は皆さんの意志力の低さが原因ではないのです。実際は脳の仕組みにあります。
・習慣化されている行動は1日の何%⁇
実は私たちは1日の80%を習慣的に行動しているのです。これは良い習慣、悪い習慣どちらも含みます。つまりは習慣が人生を作っているといっても過言ではない。しかし、習慣を変えるというのは簡単なことではありません。
・大脳辺縁系と大脳新皮質
急に専門用語が出てきて困惑した方もいるかと思いますが、これらの脳の部分が習慣作りにおいて重要な影響を与えています。大脳辺縁系とは、簡単にいうと人の感情や本能を司る部分です。特に、不安や恐怖といった「情動」と呼ばれる感情が起きている時は大脳辺縁系が活発に働きます。そして、大脳新皮質とは様々な感情をコントロールする場所。人間らしく、理性的に論理的に判断して、本能的な感情をうまくコントロールするのが大脳新皮質と呼ばれる部分です。これらの部分がどう習慣作りに大きく影響しているのでしょうか⁇
・大脳辺縁系vs大脳新皮質
先ほど申し上げたように大脳辺縁系は不安や恐怖を感じた時に特に活性化します。つまり、大きな変化に対して拒絶反応を起こすのです。ここでいう大きな変化こそが習慣作りと関わってきます。一方で大脳新皮質はその不安や恐怖の感情をコントロールするのが役割ですがもしその負の感情が大きすぎると対処しきれません。例えば、明日から腹筋50回と決めたとします。この場合、大脳辺縁系が大きな変化を拒み活発化するので大脳新皮質では抑えられない。よって不安や恐怖の感情が勝って、結局は行動に移せないのです。ここまでくると私たちはどうすればいいのか段々と分かってきましたよね⁇
・最初の一歩は最小の一歩
私たちがやるべきことはどれだけ大脳辺縁系が不安や恐怖をあまり感じなくなるくらいまで初めの習慣を小さくすることができるかということです。皆さん、小さな問題が積み重ねれば大きな問題になり手がつけられなくなることは承知だと思います。しかし、大事なのは、小さな改善を積み重ねれば、それは大きな改善につながること。つまり大きな成功を収めることができるのです。皆さんが急に大きなことを成し遂げようとするのは小さいペットボトルの穴に大きいりんごを無理やり入れようとしているのと同じ。それは不可能です。だから、その大きなりんごを極限までスライスしてからいれる、つまり、小さな習慣から始めることが大きな成功への唯一の方法なのです。それでは具体的にどういうことをすればいいのでしょう。
・最初の一歩は最小の一歩を心がけてみよう
例)
明日から腹筋30回→寝る前に3回する
明日から5時起き→昨日より10分早く起きる
明日から日記を書く→毎日1行だけ書いてみる
など
まずは小さい習慣を1週間続ける、または抵抗を感じなくなるまで続けてみる。それから徐々にレベルアップしていけばいいのです。もし、抵抗を感じるのであればさらに小さくすればいいだけ。まずは小さな習慣から始めてみましょう!
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