どの教科にも繋がる7つの勉強テクニック③

前回は、間隔練習と交互練習という勉強テクニックを紹介しました。間隔練習とは復習するタイミングを見極める。交互練習は、同じ単元を何時間もするのではなく、ランダムに問題を解く。このことによって分類能力や法則性を見つける能力が高まります。さて、今回は残り4つの勉強方法を紹介します!

④精緻化
精緻化とは学んだことを自分の言葉でまとめてみるという作業です。長文を読むとき、一段落ごとに何について書いてあったかをメモ書きすることはどこの学校、塾で教えていますが、ただ書いてある内容を隣の空欄にコピペするのはお勧めしません。自分の言葉で何が書いてあったかを考え、自分の言葉でメモすることによって見返した時に思い出されやすくなります。余談ですが、学校の先生は基本、生徒に黒板に書いたことを板書させます。さらにはきちんと書いてあるかどうかを確認するためにノートを提出させる先生もいます。これは完全に非効率的です。ダメ先生です。ノートを取りながら先生が話してる内容を理解するのは生徒にとって難しいもの。先生は、先に資料などを渡して、それを基に生徒に自分の言葉でまとめさせるべきです。

⑤内省
内省とは、簡単にいうと自分の学習の振り返りです。今日は何を勉強したか、どのくらい集中できたか、何か自分の学習の仕方に改善をいれることはできるかなど自分で学習が終わってから振り返ることにより、次からの勉強に対するモチベーションの向上に繋がります。部活で自分のスキルをどうすれば向上できるのかを試行錯誤を繰り返し改善するのと同じように勉強に関しても常にどこに改善をいれるかを考え続けることが効率の良い勉強方法なのです。

⑥集中学習と分散学習
集中学習とは、学習した内容をすぐに学習するという方法です。例えば、試験前に試験範囲の単元を理解するために何回も見直す、問題を解くのは集中学習です。分散学習とは、時間間隔をあけて復習をするという方法です。簡単にいうと今日学んだことを3日後に復習するといったことです。これらの学習方法をどう使い分ければいいのかというと、集中学習は学習の内容理解が不完全な時、分散学習は学習した内容を長期記憶に持っていきたい時が最適です。つまり、効果的な方法は集中学習で内容を完全理解した後、分散学習でその内容を長期記憶に持っていく順番を覚えておいて下さい。

⑦インプット練習とアウトプット練習
インプット練習とは、本を読む、ニュースを聞くなどで知識を得る練習。アウトプット練習は英作文を書く、問題を解く、話すなどして学んだ知識を引き出す練習。オススメの勉強方法としては前回学んだ交互学習を応用し、インプット→インプット→インプットではなくインプット→アウトプット→インプット→アウトプットといった順番で学習することです。これにより、脳の集中力が切れにくくなります。また、インプット練習をしている時は音楽を聞いたり、うるさい場所ですることを避けてください。追加的な情報により、知識の定着の妨げとなります。他方、アウトプット練習の時は、少しうるさいカフェのような場所ですることをオススメします。なぜなら脳に外部からの情報が入るので新たなアイデアが浮かびやすく問題解決しやすくなるからです。

以上が7つの科学的に正しい効率的な勉強方法です。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

つじこーの学びの部屋

ここでは、最近僕は本を読んだり動画を見て沢山の知識をインプットしているのである取り入れた知識をアウトプットする場として皆さんの勉強面の悩みなどが解決できるような情報を提供して共有していこうと思います!とりあえずは10日間継続を目標に頑張ります!

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